社会福祉士 合格絵本

35回 過去問題をイラストとリンクで解説しています

令和2年(32回)問題 心理学理論と心理的支援

問題 8 次のうち、馴化(じゅんか)による行動の記述として、

     適切なものを1つ選びなさい。

   1.同じ大きな音が繰り返されるにつれて、驚愕反応が小さくなった。

   2.乳児に新しいおもちゃを見せたら、古いおもちゃよりも長く注視した。

   3.まぶたにストローで空気を吹き付けると、思わずまばたきした。

   4.食あたりした後に、その食べ物を見るだけで吐き気がするようになった。

   5.うまくできたら褒めることで、ピアノの練習に取り組むようになった。

 

答え

  1.〇

  2.”共同注意”による記述

  3.睫毛(しょうもう)反射による記述

  4.心因性嘔吐による記述

  5.オペラント条件付け(スキナー)による記述

 

問題9は、人名による問題のため、他記事に書きます(^^)/

 

問題10 愛着理論に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  1.乳幼児期の愛着の形成により獲得される内的ワーキングモデルが、

    後の対人関係パターンに影響することは稀である。

  2・ストレンジ・スチュエーション法では、虐待など不適切な養育と

    関係のある愛着のタイプを見出すことは難しい。

  3.愛着のタイプに影響を及ぼす要因には、養育者の子供に対する

    養育態度だけでなく、子供自身の気質もある。  

  4.子供の後追い行動は、愛着の形成を妨げる要因になる。

  5.乳幼児期の子供の愛着対象は、母親に限定されている。

 

 答え

  1.× 内的ワーキングモデル | イアトリズム事典 知っておきたい 『心理学用語』

      影響する。

  2.× ストレンジシチュエーション法 | 心理学用語集サイコタム

      見出すことは可能である。

  3.〇

  4.子供の後追い行動は、愛着形成段階である。

  5. 乳幼児の子供の愛着対象は母親等の養育者である。