令和2年(32回)問題 心理学理論と心理的支援
問題 8 次のうち、馴化(じゅんか)による行動の記述として、
適切なものを1つ選びなさい。
1.同じ大きな音が繰り返されるにつれて、驚愕反応が小さくなった。
2.乳児に新しいおもちゃを見せたら、古いおもちゃよりも長く注視した。
3.まぶたにストローで空気を吹き付けると、思わずまばたきした。
4.食あたりした後に、その食べ物を見るだけで吐き気がするようになった。
5.うまくできたら褒めることで、ピアノの練習に取り組むようになった。
答え
1.〇
2.”共同注意”による記述
3.睫毛(しょうもう)反射による記述
4.心因性嘔吐による記述
5.オペラント条件付け(スキナー)による記述
問題9は、人名による問題のため、他記事に書きます(^^)/
問題10 愛着理論に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
1.乳幼児期の愛着の形成により獲得される内的ワーキングモデルが、
後の対人関係パターンに影響することは稀である。
2・ストレンジ・スチュエーション法では、虐待など不適切な養育と
関係のある愛着のタイプを見出すことは難しい。
3.愛着のタイプに影響を及ぼす要因には、養育者の子供に対する
養育態度だけでなく、子供自身の気質もある。
4.子供の後追い行動は、愛着の形成を妨げる要因になる。
5.乳幼児期の子供の愛着対象は、母親に限定されている。
答え
1.× 内的ワーキングモデル | イアトリズム事典 知っておきたい 『心理学用語』
影響する。
2.× ストレンジシチュエーション法 | 心理学用語集サイコタム
見出すことは可能である。
3.〇
4.子供の後追い行動は、愛着形成段階である。
5. 乳幼児の子供の愛着対象は母親等の養育者である。