福祉行財政と福祉計画
問題47
福祉計画に関して、1990年(平成2年)の福祉関係八法改正より以前の記述として、正ししいものを1つ選びなさい。
1 「エンゼルプラン」が策定された。
3 社会福祉施設緊急整備5か年計画が策定された。
4 「新ゴールドプラン」が策定された。
5 地域福祉計画が社会福祉法に規定された。
(注)
1「エンゼルプラン」とは、「今後の子育て支援のための施策の基本的方向について」のことである。
2「新ゴールドプラン」とは、「新・高齢者保健福祉推進十か年戦争」のことである。
解答
1 ×
エンゼルプランは、1994年に少子化対策として政府が策定した子育て策定政策です。
参考ページ ↓
エンゼルプラン/新エンゼルプラン/子ども・子育て応援プラン | 柏市男女共同参画センター
2 ×
参考ページはこちら ↓
3 ○
参考ページはこちら ↓
社会福祉施設緊急整備5か年計画、社会的入院、社会福祉主事、社会福祉審議会...
4 ×
ゴールドプラン(1989策定)
➡新ゴールドプラン(1994年策定)
別名:高齢者保健福祉促進十か年戦略の見直し
予測よりも、高齢化の進行が急激に進んでいることを受け、ゴールドプランを見直すために策定された。
➡ゴールドプラン21(1999年策定)
1999年で新ゴールドプランが終了。2000年には、日本の高齢化率が世界最高水準に達することが予測されたため策定された。
5 ×
地域福祉計画は、平成12年6月の社会福祉事業法の改正により、社会福祉法に新たに規定された事項であり、市町村地域福祉計画及び都道府県地域福祉支援計画からなります。
参考ページ ↓
※福祉関係八法改正
福祉関係のある法律、8法が改正され、在宅サービスの充実や各サービスに対する行政の役割の明確化が示された。
参考のページはこちら ↓
福祉関係三審議会、福祉関係八法改正、福祉三法、複合型、福祉手当...
https://amai0310.hatenablog.com/entry/2020/03/15/001300
問題 48
第7期介護保険事業計画(2018年度(平成30年度)開始)に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1 地域包括支援センターが、創設されることになった。
2 市町村が実施主体となる地域支援事業が開始された。
3 介護保険事業計画が、初めて地域包括ケア計画と位置づけられた。
4 「基本指針」において、医療法に規定される医療計画との整合性を確保することの重要性が明記された。
5 第7期の第一号費保険者の保険料が全市町村で引き上げられた。
(注)「基本指針」とは、「介護保険事業に係る保険給付の円滑な実施を確保するための基本的な指針」(平成30年3月13日厚生労働省告示第57号)のことを指す。
解答
1 ×
2 ×
3 ×
4 ○
5 ×
第7期介護保険事業計画
厚生労働大臣が、介護保険事業に係る保険給付の円滑な実施を確保するため基本的な指針を策定した。
参考ページ(厚生労働省)はこちら ↓
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12301000-Roukenkyoku-Soumuka/0000170088.pdf
今日もお疲れ様でした😊