令和2年 【社会理論と社会システム】に出題されました。
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問題 15 次のうち、ウェーバー(Weber,M.)の合法的支配の説明として、正しいものを1つ選びなさい。
1 伝統や慣習により正当化される支配
2 正当な手続きにより制定された法に従うことで成立する支配
3 支配者のリーダーシップや資質、魅力によって正当化される支配
4 絶対的な権力者が定めた法に基づいて行われる支配
5 少数の卓越した能力を持つ者たちによって行われる支配
解答
2
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ウェーバーは、過去11回も出題されました。
非常によく出題されています。
最近では、28回に出題されていましたが、今年4年ぶりに出題されました。
来年度は、出題されないかもしれませんが、
関連問題は出題されるかもしれないので、確認しておきます('ω')
髭、書きすぎました(^_^;)
その他、正統的支配の3つの類型の他に、
行為の類型を4つに分類している。
1 目的合理的行為 目的を達成するために合理的に行う行為
2 価値合理的行為 自分信じる価値に従って行う行為
3 感情的行為 感情や気分によって行う行為
4 伝統的行為 身に着いた習慣で行う行為
近代社会は絶対的な価値や意味よりも、目的合理的行為を追求すると考えた。
主な著作:
営利の追求を敵視するピューリタニズムの経済倫理が実は近代資本主義の生誕に大きく貢献したのだという歴史の逆説を究明した画期的な論考。マックス・ヴェーバー(1864‐1920)が生涯を賭けた広大な比較宗教社会学的研究の出発点を画す。旧版を全面改訳して一層読みやすく理解しやすくするとともに懇切な解説を付した。(内容:BOOKデータベースより)
ウェーバーは100年前、「禁欲」倫理から生まれ落ちた近代資本主義の最終段階に現れる「末人」をこう「預言」した。「精神のない専門家、魂のない享楽的な人間。この無にひとしい人は、自分が人間性のかつてない最高の段階に到達したのだと、自惚れるだろう」―宗教倫理が資本主義を発展させるダイナミズムを描いた名著(内容:BOOKデータベースより)
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