ワタシがどうして社会福祉士になりたいのか。
一言で言うと、母が、躁うつ病であったからである。
ワタシが産まれた頃、父親は家を出て行ってしまった。
そのため、母は父を探すため、日中を惜しまず探し回った。
父親は、他の女性と駆け落ちしていたことが発覚。
そのショックから、母は、精神病になり入院してしまう。
ワタシは0歳。そんな母をもちろん知らなかった。
母の病気は、精神病院に入院し治療することで治る。
ワタシは、中学生になるまで知らなかった。
しかし、中学生になって、母の病気が再発し
「あなたは、だれなの?」
と、母に言われた。
とてもショックであった。今でも鮮明に覚えている。
勉強をしてわかった。
母は、双極性障害という名前の病気であったことを。
症状は、とてもやっかいで、
うつ病の時は、とても大人しく、
躁病は夜中もおしまず行動を起こす。
どこに行ったのかも解らなくなるため、
家族は大変であった。
朝方、外で母の大声がしたため出てみると、人からもらったという刀(偽物)を振り回しており、近所の人から苦笑されたこともある。
そんな母は、病気と完治を私が大人になるまで繰り返した。
そのたびに、私は仕事ができなくなった。
夜、どこに行ったのか解らなくなるため
心配で仕方がなかった。
そんな母であったが、
ワタシは、とても母を愛していた。
子供というのは、
どんな親でも許せてしまう。
どんな親でも
受け入れてしまう。
愛されていなくても。
親に愛されなかった人は、
気付いてほしい。
自分が自分を好きになって、
励まして自信をつけてあげれば
きっと未来は明るく幸福になれることに。
私は、
母のことで
精神病院でソーシャルワーカーに
なりたいと思った。
早速、勉強することにしたが、
通信教育では社会福祉士の受講しか
用意されていなかった。
そして今がある。
夢は近くなった。
亡くなった母の供養のためにも、
病める人、弱い立場の人を支えて
ずっと貢献していきます〜
こんな話をここまで読んでくれてありがとう。
このような話を最後まで聞いてくれた心のある人🫶感謝します😁